東京海上日動火災保険は、損害保険会社の最大手企業です。
金融系に就職したい人は候補に挙げていることでしょう。
証券会社、生命保険会社、メガバンクを受ける人は、あわせて損害保険会社も受ける人が多いため、採用倍率や採用の難易度は高くなりがちです。
東京海上日動火災保険の
- 採用倍率
- 年収
- 評判
- 福利厚生
- 残業や休日
などについてご紹介していきます。
あなたの就職活動の参考になれば嬉しいです。
それではさっそく見ていきましょう(^^)!
目次
東京海上日動の採用の難易度や倍率は?
東京海上日動は採用倍率を公開していません。
ですので、東京海上日動の採用倍率の予測を立ててみました。
東京海上日動の採用人数は、
- 2016年:グローバルコース218人、エリアコース536人、合計754人
- 2017年:グローバルコース197人、エリアコース495人、合計692人
- 2018年:グローバルコース214人、エリアコース371人、合計585人
となっています。
毎年平均して670人ほどの新卒を採用しています。
東京海上日動は大変人気の就職先のため、毎年1万~2万人がエントリーしていると仮定しましょう。
10000人÷670人=14.9倍
20000人÷670人=29.8倍
となりますので、東京海上日動の採用倍率は14~30倍と推測されます。
採用人数が多いことから、大手企業の割には採用の難易度や倍率は低めの企業です。
東京海上日動ってどんな会社?
東京海上日動は歴史のある企業です。
日本で初めての保険会社です。
「海上」という名前がついている理由は、東京海上が創立した1879年、明治時代の初期は、日本では海運業・貿易業が盛んに行われていました。
海運業は船で大量の荷物を運びます。
船が海難事故に遭って、荷物を届けられなかった際の保険の必要性から、東京海上はスタートしています。
江戸時代の終わりとともに、明治時代は海外との貿易も盛んに行われるようになったため、海上保険にはニーズがあったのですね。
1914年には、日本で初めての自動車保険を発売。
1923年の関東大震災では、見舞金を給付するなどして、日本の損害保険を創ってきた企業と言えるでしょう。
1944年には、三菱海上、明治火災と合併して「東京海上火災保険」が誕生。
三菱海上と合併したことにより、東京海上日動は三菱系の損保会社と言われています。
2004年には、日動火災と合併して、現在の東京海上日動火災保険が誕生しました。
参考:東京海上日動の歴史
競合他社と比べてどうなの?
損害保険会社の大手3社は、
- 東京海上日動火災保険
- 三井住友海上火災保険
- 損害保険ジャパン日本興亜
です。
ホールディングス単位の保険料収入(売上)は、
- 東京海上ホールディングス:3兆2655億円
- MS&ADインシュアランスグループホールディングス(三井住友):3兆787億円
- SOMPOホールディングス(損保ジャパン日本興亜):2兆5521億円
という順位です。
ホールディングスではなく、損害保険会社単体の数字を見てみると、
- 損害保険ジャパン日本興亜:経常収益2兆5859億6800万円、正味収入保険料2兆1656億9400万円、経常利益2304億7400万円、純利益1644億100万円
- 東京海上日動火災保険:経常収益2兆5229億3200万円、正味収入保険料2兆1161億2100万円、経常利益3124億3600万円、純利益2486億3200万円
- 三井住友海上火災保険:経常収益1兆7728億5800万円、正味収入保険料1兆4701億2200万円、経常利益2155億4200万円、純利益1645億6800万円
となっています。
※2017年の業績を参考。
東京海上日動の特徴は、経常収益と正味収入保険料では2位ですが、経常利益と純利益では1位ということです。
3社の平均年収を比較してみると、
- 東京海上日動:年収829万円
- 三井住友海上火災保険:年収741万円
- 損害保険ジャパン日本興亜:年収632万円
と、東京海上日動がもっとも平均年収が高いのです。
参考:東京海上日動火災保険「有価証券報告書」、三井住友海上火災保険「有価証券報告書」、損害保険ジャパン日本興亜「有価証券報告書」
その他の東京海上日動の企業情報
その他の東京海上日動の企業情報をご紹介しておきます。
- 年間の有給休暇所得の平均日数:14.5日
- 月の平均残業時間:20.5時間
- 従業員平均年齢:41.5歳
- 男性従業員の平均年齢:46.7歳
- 女性従業員の平均年齢:36.1歳
- 平均勤続年数:11.4年
- 男性の平均勤続年数:11.9年
- 女性の平均勤続年数:10.9年
- 従業員の男女比:男性51%、女性49%
- 新卒採用の男女比:男性32%、女性67%
となっています。
参考:就職四季報
ちなみに、就活するときは必ず「就職四季報」を購入しましょう。
ネットに載っていない企業情報が書かれているので、企業分析に最適な本です。
休日や休暇
東京海上日動の休日は土日祝です。
休日出勤はほとんどありません。
ただし、営業職の場合は休日にクライアントや代理店から電話が入ることがあります。
休暇は、年末年始休暇、年次有給休暇、5日間特別連続休暇(年2回取得)、育児休業制度、介護休業制度、リフレッシュ休暇、その他特別休暇があります。
年に2回、平日に5連休を取得できる特別連続休暇はありがたいですね。
前後の土日とあわせると9連休になりますので、海外旅行を楽しむ社員さんもいるようですよ(^^)
採用実績校は?
東京海上日動の採用には学歴フィルターがあります。
出身大学で採用か不採用かが大きく左右されます。
新卒採用のときに、伝統的に学歴フィルターを使っているという可能性もあります。
また、採用人数もエントリー数も多いため、採用担当者の労力を減らすためということも考えられます。
書類選考で大学名を見られていますし、有名大学でないとバッサリと落とされてしまう可能性が高いです。
東京海上日動の採用実績校は、
- 北海道大学
- 小樽商科大学
- 東北大学
- 筑波大学
- 東京大学
- 一橋大学
- 東京工業大学
- 横浜国立大学
- 慶応義塾大学
- 早稲田大学
- 上智大学
- 国際基督教大学
- 立教大学
- 明治大学
- 中央大学
- 法政大学
- 成蹊大学
- 名古屋大学
- 南山大学
- 京都大学
- 大阪大学
- 神戸大学
- 関西大学
- 関西学院大学
- 同志社大学
- 立命館大学
- 広島大学
- 九州大学
- 西南学院大学
- その他大学
です。
偏差値の高い国立大学や、有名私立大学が並びますね。
あきらかに学歴フィルターはあると言っていいでしょう。
有名大学の学生にはリクルーターがつく
東大、阪大など偏差値の高い大学や、慶応・早稲田・上智などの私立大学の学生には、リクルーター面談があります。
書類選考の段階で難関大学の学生にはリクルーターがつけられて、正規の面接の前にリクルーターと面談します。
また、優秀な学生が他の企業に行かないようにするための配慮です。
リクルーターがつかない学生は、正規の手順で選考が進みます。
ちなみに、リクルーターと会うときは、名刺管理アプリ「Eight」をスマホに入れておきましょう。
企業の人と名刺交換することがあるので、アプリで名刺を一括管理すると楽です。
「名刺なくした!」というトラブルもなくなるので、必ずアプリをダウンロードしておいてください。
選考フロー
東京海上日動の選考フローをご紹介します。
- 企業説明会
- OB訪問
- エントリーシート
- 筆記試験
- 一次選考(面接、小論文)
- 二次面接
- 三次面接
- 最終面接
- 内定
という順序です。
では、選考フローの中で、特に注意が必要な部分を見ていきましょう。
OB訪問
東京海上日動では、大学にOB名簿を送っています。
その名簿を元に東京海上日動に連絡をとって、OBをつなげてもらいます。
東京海上日動ではOB訪問を重視しているため、必ずOB訪問はするようにしましょう。
筆記試験
筆記試験は東京海上日動が独自に作った試験です。
マークシート式で、例年数学が出題されます。
試験時間は30分で、出題数は30問あります。
当然、すべての問題を解くことは不可能なので、簡単で点を稼げる問題から解いていくのが重要です。
エントリーシート
エントリーシートの内容は、
- 大学時代に力を入れて取り組んだこと3つ
- その3つの中で、特に力を入れて取り組んだこと
- その、特に力を入れて取り組んだことの詳細
- その、特に力を入れて取り組んだことで発生した問題や課題は?問題や課題にどう行動したか?
の4つです。
学生時代に取り組んだことや、その取り組みで発生した問題や課題にどう取り組んで、どう乗り越えたか?を聞きたいのです。
面接でも「今までに失敗したことは?」と聞かれます。
困難をどう乗り越えるのかを見たいためのエントリーシートです。
一次選考
面接はエントリーシートの深掘りです。
矛盾がないように対策しておきましょう。
小論文の内容は、当日現場で伝えられます。
二次面接~最終面接
基本的にはエントリーシートに沿った内容です。
今までの人生についても深掘りされます。
どのようにして現在の自分があるのかを、わかりやすく説明できるように整理しておきましょう。
家族のことも聞かれます。
最終面接では意思確認があります。
「絶対、東京海上日動に入社するんだ!」という強い意志がないと、ここで見破られます。
最終面接は、東京海上日動に入社するという覚悟で臨みましょう。
東京海上日動の転職の難易度
東京海上日動に転職したい人には『キャリア採用』があります。
キャリア登録をしておくことで、適したポジションがあれば会社から連絡がくるようになります。
ただし、必ず入社できる保証はありません。
参考「東京海上日動 キャリア採用情報」
東京海上日動は新卒採用に力を入れているため、中途採用の難易度はかなり高いと言えます。
募集職種は?
東京海上日動の募集職種は、
- 営業部門
- 損害サービス部門
- コーポレート部門
の3種類です。
営業部門
営業部門は、文字通り営業をする仕事です。
営業部門には、
- コマーシャル営業部門
- パーソナル営業部門
- ディーラー営業部門
の3種類があります。
コマーシャル営業部門とは、大企業相手の営業部門です。
商社、航空・宇宙、エネルギー、インフラ系など、グローバルに展開している大企業に対して営業を行います。
企業代理店やブローカーと連携して営業活動をします。
パーソナル営業部門は、中小企業や個人向けの営業部門です。
保険代理店を通して営業活動を行います。
ディーラー営業部門は、自動車メーカーやカーディーラーなどの代理店を通して営業活動を行います。
メインは自動車保険の販売です。
海外展開しているような自動車メーカーの場合は、海外での営業活動もあります。
損害サービス部門
損害サービス部門は、事故が起きたときに保険金の支払いなどの業務を行います。
損害サービス部門には、
- 自動車損害部門
- 火災新種損害部門
- コマーシャル損害部門
の3つの部門があります。
自動車損害部門は、自動車事故発生による保険金の支払い業務を行います。
火災新種損害部門は、自動車以外の事故を担当します。
火災保険や地震保険、その他の損害保険の保険金支払い業務を行います。
コマーシャル損害部門は、主に海外の大口顧客の事故対応や保険金の支払業務を行います。
コーポレート部門
コーポレート部門は、東京海上日動の会社運営や企画を行う部門です。
コーポレート部門には、
- 海外部門
- 商品開発部門
- 営業支援部門
- 財務部門
- IT部門
- 一般管理部門
の6つの部門があります。
海外部門は、38の国や地域にある東京海上日動の現地法人の経営管理や、グローバル戦略の立案を行います。
現地でのビジネスモデル構築や、日系企業が現地に進出する際のビジネスチャンスを活かすための部門です。
商品開発部門は、文字通り東京海上日動の保険商品の開発を行います。
また、商品を作りっぱなしではなく、販売戦略や収支状況の調査分析、新商品にかかわるシステム開発も行う部門です。
営業支援部門は、マーケティングの部門です。
営業担当者がスムーズに営業ができるように販売体制を整えたり、販促ツールの作成なども行います。
財務部門は、東京海上日動の財務全般を見る仕事です。
IT部門は、営業担当者や代理店が営業の際に使う保険料計算システムや、設計書や見積もりの作成ソフトなどを作ります。
一般管理部門は、広報・人事・総務などの業務を行います。
参考:東京海上日動「部門紹介」
グローバルコースとエリアコース
東京海上日動の応募にはグローバルコースとエリアコースの2種類があります。
2つのコースをそれぞれ見ていきましょう。
グローバルコース
グローバルコースの特徴は、全国や海外の転勤があることです。
一般的にいうところの「総合職」のようなものです。
エントリーには4コースあり、
- Grow-upエントリー
- Specエントリー(アクチュアリー・金融工学・データサイエンス)
- Specエントリー(資産運用)
- Specエントリー(IT戦略)
となっています。
Grow-upコースは営業部門、損害サービス部門、コーポレート部門のすべての部門に配属になる可能性があります。
10年で2~3つ部門を経験します。
Specエントリーの3つは、1年目にそれぞれの専門分野で仕事をするコースです。
2年目以降は、自分の希望や適性を見て、役割チャレンジ制度やJOBリクエスト制度などを活用して他部署へのジョブローテーションがあります。
グローバルコースの8~9割は男性です。
※2018年グローバルコース採用人数214人、男性185人、女性29人。
ちなみに、グローバルコースは英語力が必須です。
採用に有利になるように、TOEICである程度の点数を取っておきましょう。
「英語に自信がない…」という人は、
スタディサプリで勉強しましょう。
短期間で点数が上がるノウハウがつまっています。
スマホで勉強できるので、いつでもどこでも勉強できるので、TOEIC対策に最適です。
エリアコース
エリアコースは、引っ越しを伴う転勤がないコースです。
全国や海外に転勤したくない人が対象です。
エントリーコースはGrow-upコースのみです。
営業部門、損害サービス部門、コーポレート部門のすべての部門に配属になる可能性があります。
エリアコースの約98%は女性です。
※2018年エリアコース採用人数371人、男性5人、女性366人。
東京海上日動の年収
東京海上日動の平均年収は829万円です。
※有価証券報告書調べ。
新卒の初任給は?
グローバルコースの初任給は、
- 4年制大学卒:月給228,670円
- 大学院修士課程卒:月給247,140円
エリアコースの初任給は、
- 4年制大学卒:月給189,350円
- 大学院修士課程卒:月給200,470円
- 短期大学卒:月給178,730円
となっています。
当然ですが、全国や海外へ転勤があるグローバルコースの方が給料は高いです。
参考:東京海上日動「募集要項」
勤続年数や役職別の平均年収は?
勤続年数や役職別の平均年収を調べてみました。
実際に東京海上日動で働いている社員さんにも聞いてみましたので、かなり正確な数値をご紹介します。
グローバルコース
グローバルコースの勤続年数や役職別の平均年収です。
- 1年目:年収400万円、年間ボーナス100万円、残業代込み手取り年収460万円くらい
- 2年目:年収500万円、残業代込み手取り月給30万円くらい
- 3年目:年収600万円
- 4年目:年収650万~700万円、主任に昇格、手取り月給45万円くらい
- 5年目:年収800万円、主任、夏のボーナス100万円くらい、冬のボーナスは140万円くらい
- 6年目:年収850万円、主任
- 7~8年目:年収1000万~1200万円、課長代理に昇格
- 9年目:年収1200万円、係長に昇格
- 13年目:年収1300万円
- 14年目:年収1400万円
- 15~18年目:年収1500万~1700万円、課長・マネージャー・支社長に昇格
- 23年目:年収1800万円、次長に昇格
- 20年目:年収2000万円、部長に昇格
けっこう高い年収ですね。
グローバルコースは8~9割が男性です。
男性の平均年収は高くなりやすいです。
エリアコース
エリアコースの勤続年数や役職別の平均年収です。
エリアコースは約98%が女性ですので、女性の年収データだと思ってください。
- 1年目:年収300万~350万円、手取り月給20万円未満
- 2年目:年収350万~400万円、手取り月給20万円未満
- 3年目:年収400万~450万円、手取り月給20万円くらい
- 4~5年目:年収500万円、ボーナス夏70万円、冬100万円、手取り月給22万~30万円
- 8年~10年:年収500万~600万円、副主任に昇格、手取り月給30万円くらい
- 13年目:年収650万~700万円、主任に昇格
となっています。
東京海上日動の給料の特徴
東京海上日動の給料の特徴は、
- グローバルコースの男性の7割は、30歳で年収1000万円
- グローバルコースの男性は1年ごとに年収が100万円上がっていくイメージ
- ボーナスが大きい
- ボーナスの3分の1は成果給
- 営業職は売上によってボーナスが変わる
- 残業代はきちんともらえる(早出の分ももらえる)
- 若手のころは同期と給料の差はないが、年次が進むと差が出てくる
- ボーナスは8~10ヶ月分もらえる
- 職種によって大きな給料の差はないが、営業職で優秀な人は年収が高い
となっています。
東京海上日動の評判や口コミ
東京海上日動の社員さんの口コミや評判をご紹介します。
東京海上日動の社員さんに直接聞いたものもあります。
どんな会社なのかを知るためにも、参考にしてください。
優秀な人材が多い
難関大学出身者ばかりなので、本当に優秀な人材が多いです。
チャレンジし続ける人も多く、自ら考えて動く優秀な人材もいます。
真面目な人も多く、昼休みに自主的に勉強会をする人たちもいます。
女性は働きやすい
女性の管理職を積極的に登用しています。
女性でも第一線でバリバリ働くことができます。
また、結婚・出産・育児に対する理解があります。
産休育休などの制度だけではなく、現場レベルで理解のある人が多いです。
産休と育休は100%取得できます。
育休は、子供が1歳2ヶ月まで取得できます。
育休後に復職する人も多く、時短勤務や在宅勤務制度もあります。
夫が転勤の場合は、夫の転勤地へ転勤することも可能です。
女性の働きやすさは、あらゆる企業の中でもトップクラスです。
損保会社の競争が激化
保険商品は競争が激しく、次々と新商品が出てきます。
保険料は価格競争も激しいです。
他社も良い商品を次々出しているため、損害保険会社の競争はずっと続くでしょう。
グローバルコースは体育会系
グローバルコースは体育会系の文化があります。
上司が部下を厳しく指導する風習が残っています。
厳しい上下関係があるからこそ、東京海上日動はトップを走っているのかもしれません。
失敗しても助けてくれる文化がある
仕事で失敗しても、上司が助けてくれる文化があります。
失敗を「良い経験」と捉えるように言われ、自分の成長につなげやすくしてくれます。
入社1年目は、新人1人につき教育係が1人つくので、しっかりと教えてくれます。
教育体制は整っていると言えるでしょう。
自ら考えて動く力もつくような研修もあります。
海外の売上が伸びている
正直、日本国内の保険マーケットは飽和状態です。
誰もが保険に加入しているからです。
他社から保険を奪うだけのレッドオーシャンです。
東京海上日動はもともと海外展開を得意としていることもあり、保険の需要の高い海外マーケットを伸ばしています。
ここまで海外に強い損保会社は東京海上日動だけです。
転勤がある
グローバルコースは日本国内と海外へ転勤があります。
4~5年で転勤になるようです。
学閥がある
有名大学出身でないと採用されません。
特に、男性は学歴が重視されます。
出身大学で、入社後のキャリアが決まることもあるようです。
上司をさん付けで呼ぶ
上司をさん付けで呼ぶ文化があります。
過度に厳しい上下関係はなさそうです。
※ただし、上下関係の厳しさは部署によります。
ワークライフバランスは良いの?
仕事はハードですが、残業をあまりしないように言われます。
定時になると、上司から帰るように促される部署もあります。
1日の残業は、長くても3時間までとなっています。
定時になると空調が停まるところもあります。
毎週水曜日は早上がりデーで、定時に帰ります。
仕事はかなり忙しいですが、残業させない体制なので、仕事とプライベートはきっちり分けられます。
営業職はクライアントや代理店ありきの仕事なので忙しくなりがちです。
震災が起きたときは社会貢献できる
2011年の東日本大震災のときに、多くの保険金を支払ったことで「世の中の役に立つ仕事をしている」「人の役に立つ仕事ができた」と感じた社員さんは多いです。
保険は万が一のときにこそ力を発揮するものです。
「保険に入っておいて良かった!」とお客様に言われることこそ、保険会社の最高の喜びです。
まとめ
いかがでしたか?
客観的な立場で、東京海上日動の良い部分も悪い部分もお伝えしてきました。
東京海上日動の採用倍率は14~30倍と、そこまで高い倍率ではありませんが、学歴フィルターがあるため有名大学でない人には採用の難易度が高いです。
まずは、きちんと自己分析をするところから始めましょう。
ちなみに、東京海上日動に就職するために、
大手からベンチャー企業まであなたにオファーが届くスカウト型就活サイト【OfferBox】を登録しておきましょう。
東京海上日動からオファーが届く可能性もあります。
かなり詳細な適性診断もできるので、自己分析も楽になりますよ(^^)
あなたの就職活動の役にたてば嬉しいです(^^)